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エロとは別の「隙」を極め、ライバルに差を付けろ。営業マンはバスタオルを目指せ(3/3)

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営業マンたるもの、バスタオルを目指せ

文化的な側面をもう一個上のレベルに上げていこう

高山:シンガーソングライターということは、歌を歌うでしょ?歌を歌う時には文化的な要素が必要じゃん。映画をどんどん観なくてはいけないし、音楽もどんどん聴かなければいけない。でも、そんな人はたくさんいるから、そこで勝負しても勝ち目がない。どこかに特化しないと。それで僕が今、君を見て思ったのは……スティーブン・セガール。

司会:沈黙シリーズの? 

高山:そう、沈黙シリーズのスティーブン・セガール。スティーブン・セガールが出ている映画ってたぶん26本ぐらいだと思うんですけど、多分スティーブン・セガールに詳しい女子なんて日本にほとんどいない。20本ちょっとの映画を見るだけで、一気に専門家になれるよ。日本で一番スティーブン・セガールに詳しい女の子になれる。

スティーブン・セガールをいろんな角度から深掘りしていくと、ひとつの文化ができあがるよね。そうしたらきっと、「スティーブン・セガールに関しては彼女に聞こう」ってなるじゃん。トークショーにも呼ばれるよね。「スティーブン・セガールが好きな美人のシンガーソングライターがいる」ってことで引っ張りだこになるかもしれない。“映画オタク”なんてたくさんいるけど、“スティーブン・セガールオタク”なんて全然いない。すごくかっこいいと思います。これが、「隙を作る」ってことなんです。シンガーソングライターのあなた、今いくつ?

女性:25歳です。

高山:25歳の美人のシンガーソングライター。普通なら「近寄りがたい存在」と思われるかもしれないけれど、立ち食いそばとかスティーブン・セガールのような「誰もが知っていて、かつ庶民的なもの」を一個極めておくと見られ方が変わってきます。ただし、それを本当に好きにならないと駄目。ひとつだけでいいから、ちゃんと極めさえすれば芽が出るかなと思いますね。もちろん本業の歌も重要ですが、歌手としてというよりはクリエイターとして、文化的な側面をもう一個上のレベルに上げていくというのが重要なのかなと。

営業の世界ではこまごまと生きるより大きく生きろ

司会:最後に、今営業で悩んでいる人、これから営業をがっつりやって天職にしていきたいと思っている人に対して、メッセージをいただけますか?

高山:ちょうど一昨日ぐらいにあった話をご紹介しますね。夜にお風呂に入った時に、湯船につかってからバスタオルを取ってくるのを忘れたことに気づいて。バスタオルは2階にあって、お風呂がある1階にはバスタオルがないから、バスタオルで体を拭くことができないわけです。でも、拭かないまま2階に行くわけにもいかない。怒られるから。仕方なくハンドタオルで拭くわけですが、洗面所にある小さなハンドタオルで体を拭いたら、僕の場合は7枚必要なんです(笑)。

バスタオルだったらたった1枚で済むじゃないですか。そこで本当に思ったのが、大は小を兼ねるなってこと。これって営業マンの世界でも同じことが言えて、こまごまと生きるよりは結構いろいろな部分で大雑把に生きるというか、大きく生きたほうが営業マンにはいいんじゃないかと思うんですよね。

イベントの前半で営業力とは何かっていう話もしましたが、営業力って本当は何?面白い答えを言って。はい、あなた。

男性:営業力・・・ユーモアがあるということ。

高山:違うよ。営業力とは何かって聞かれて、「はい、人間の価値を計る数値です」とか言えたら面白かったよね。「営業と言えば高山」という立場から言わせてもらうと、大は小を兼ねるので、営業マンは細かいことに惑わされず、大局を見る力を持っているべきです。

司会:大胆に、豪快に、ということですね。

高山:大胆に……そうですね。広告販売の営業だったら、「ウチで広告の運用をやるとおたくはこれだけよくなりますよ、だからうちでやりましょう」というのがトークの進め方じゃないですか。その中で、サービスのメリットを細かく伝えるという、いわゆるハンドタオルを何枚も使う方法と、「僕が現状を変えます、僕とお付き合いしましょう」と細かいことにこだわらず、自分の熱くて大きな情熱をバスタオルのように大きく広げて伝えるのと、どちらが大切かという話。それだけなんです。営業マンとして大きく生きるということは、バスタオルになれということ。ハンドタオルは7枚必要だよ(笑)?バスタオルは1枚だから。どちらになりたい?

男性:バスタオルです。

高山:そうです。営業マンたるもの、バスタオルを目指しましょう。

司会:今日はお忙しい中、貴重なお話をしていただきありがとうございました。

高山:どうもありがとうございました。

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