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「イケてるベンチャーは恋人で言うと重い。」と語る東大大学院中退エンジニアの働き方

酒井崇至〈Takayuki Sakai〉
所属部署:サービス開発部 Tech Lead

東京大学工学部から東京大学大学院情報理工学系研究科に進学後、Webサービスを作るのが楽しくなって休学、スタートアップなどを手伝う。紆余曲折あってシリコンバレーで3ヶ月くらい過ごした後、ファンコミュニケーションズにインターンとして入社。その後大学院を中退して正社員として入社。現在はScalaエンジニア兼データサイエンティストとして、広告配信最適化アルゴリズムの開発を担う。

東大大学院を中退しファンコミに入社した訳

─なぜ東京大学の大学院を中退してまで当社に?

この後順を追ってお話ししようとは思いますが平たく言うと大学院の研究内容がつまらなくなりました。
僕の性格も関係してくるんですが、興味のないことに根気よく向き合うことが苦手な部分があるんですよね。やりたくない事はやりたくないんです。(笑)

東京大学の大学院を卒業すれば、それはそれでもちろんいい未来があるんだろうっていうのは見えていたんですが、思いのほか卒業の為にやらなきゃいけない「やりたくない事」の比重が大きかったんです。
裏を返せば、自分が興味を持ったことは貪欲に追求できるタイプなので、自分のやりたい事とより多くの時間向き合える方法を選んだら、ファンコミュニケーションズに辿り着きました。

経験を積み好きなものを確かめていたインターン時代

─なるほど。そんな「やりたい事はとことん」タイプの酒井さんを裏付けるような特殊なエピソードがあると聞いたんですが。

「エアコンの話」ですかね(笑)。
大学院の休学中にめちゃめちゃ寒いボロアパートに住んでいたんですが、家に帰る前に遠隔でエアコンをつけられるようにしようと思って、Raspberry Piというマイクロコンピューターを使って、外からつけられるような仕組みを作ったんです。
Raspberry Piは電子回路なのですが、そこに赤外線LEDをつけて、プログラムを書いて、外部からチャットで「エアコンつけて」と言うと電源が入るという仕組みにしました。その仕組みについてQiitaに記事を書いたら、かなり反響があってうれしかったです。

─現在もIoTには興味があるのですか?

当時はIoTも興味がありましたけど、もう一旦満足しました。
現在はサーバーサイドでデータ分析という外から見えにくい分野をやっていますが、大学院のインターン時代はWebのフロントエンドを書いたりもしていて、色々経験しながら自分が好きなものを確かめてる時期でした。

─色々経験した中でデータ分析に落ち着いた理由は?

もともと数学が好きで得意だったので、人よりできるんですよね。人よりできるってことは、要するに楽しいわけです(笑)。

─大学院時代のインターンではどのような経験をされたのですか?

まず最初はスタートアップに入って、フロントエンドを担当してウェブサービスを作っていました。ところが、その会社は色々あって半年ぐらいで無くなってしまって……。

─ほんとに色々あったんですね(笑)

(苦笑)。ですが、その時点でスタートアップらしいことは満足したので、次はちゃんとした企業でインターンしてみよう、と他の会社のインターンを受けることにしました。
次に行った大手IT系企業のインターンでアドテク関係の部署に配属されたのですが、その時にデータ分析を初めてやらせてもらって「データ分析って面白いな」と。
その感覚が今にもつながっています。その後アメリカにも行ってみたいなと思って、単身で3ヶ月アメリカに渡って、数人の小さなスタートアップに入社しました。小規模でしたがVCから資金をもらっているちゃんとした会社で、そこに拠点を構えつつ、シリコンバレーの空気を感じてきました。

─シリコンバレーでの経験で、どのようなことを学びましたか?

スキルがすごく伸びたということはありませんでしたが、シリコンバレーのエンジニア像がわかったのと、英語はだいぶできるようになりました。
エンジニア同士の会話はハイコンテクストになりにくく、細かい単語がわからなくてもコミュニケーションができるんですよね。

「好きなことをやりたい」を認め、「会社が好き」を求めない文化が好き

─当社のインターン第1号の酒井さん。なぜインターンを受けようと思ったのですか?

ファンコミュニケーションズの広告配信システムは、個人のディベロッパーがアプリをマネタイズするために組み込むサービスとして元々知っていました。
なので、中の人と話してみようかな……くらいの気持ちで応募しました。応募した時はまだシリコンバレーにいたので、面談もSkypeでしてもらって。
面談ではアニメの話とかしたのを覚えています(笑)。

インターン期間は1ヶ月半ありましたね。
会社で使っているプログラミング言語が当時試してみたいと思っていたものだったので、一から勉強させてもらって書いていました。
インターン中に感じた会社の雰囲気と、勉強していた言語が両方好きだったので、ここで働いてみたいなと強く思いました。その後いくつか他社のインターンにも行きましたが、一番ここが良いなと思って入社しました。

─具体的にどのような雰囲気が良かったのですか?

具体的には、エンジニアに対して「会社を好きであること」を強く求めていないという点です。
他の会社は、うちの会社が好きだから採用するとか、好きだから深くコミットしてほしいとか、そういった雰囲気を感じるところも多くあります。
私自身は、プロフェッショナルとしてスキルがマッチしているから必要とされている、という考え方のほうが好きですね。

─それって、社員の向いている方向はバラバラでも良い、という事ですかね?

他社の大手IT企業などは、会社が大好きじゃないとつらいところもきっとあります。
でも、私はそうはなれないなと思います。自分がやっていることは好きですけど、会社や人が好きというのとは少し異なります。
この会社は、自分が好きなことをやっていてもそれはそれで認めてくれるんですよね。つまり、距離感がちょうどいいんです。恋人探しと一緒で距離感は大事だと思います。いわゆるイケてるベンチャー会社は距離感が近すぎる。恋人で言うと、重いです(笑)。

─おっと、酒井さんの恋愛観がポロッと・・(笑)

データ分析は地味だけど、会社の利益に貢献できる仕事

─ここまでインターン時代について伺ってきましたが、現在はどのようなサービスに携わっているのですか?

昨年までは『nex8』という広告配信システムの機械学習エンジニアとして、データ分析を主に担当していました。
現在は新規事業に携わっています。昨年までデータ分析をしていた経験をプロダクトに組み込みつつ、一からプロダクトを作っているところです。

─データ分析とは具体的にどのようなことを行うのですか?

配信するにあたっては、それぞれのユーザーに最適な広告、最適な画像を配信することでクリックしてもらえる可能性が高まります。
日々「どのユーザーがどの広告を見た」というデータを大量に取得するので、どの情報を組み合わせるとより精度良く配信できるのか分析することによって配信を最適化しています。

─データ分析の面白さはどのような部分だと思いますか?

データ分析は、大量のデータと数字を眺めるという結構地味な仕事です(笑)。その先のユーザーも見えにくいですし。
でも、目標となる指標を改善したら素直にうれしいですし、データ分析の精度≒会社の利益ですので、会社の売上に貢献できてうれしいです。

─広告主や社内の関係者から感謝されることもあるのでは?

営業経由でクライアントの声をもらうことは、少ないですが時々あります。
社内の人からは、昨年営業の人向けに、広告と配信するユーザー属性を紐付ける作業を自動化するシステムを作ったところ、とても喜ばれたことがありました。
こういった運用の手間を減らすというのも、エンジニアの仕事の一つだと思います。

将来は何かの分野で第一人者になりたい

─酒井さんは、将来どのようなエンジニアを目指しているのですか?

明確なゴールがあるわけではないのですが、エンジニアとして何らかの分野で第一人者になりたいと思っています。
何かというのはまだ分かっていなくて、それがデータ分析になるのか、Scalaという言語なのか、あるいは外資系企業の日本エンジニアのトップになるのか……など、道は色々とあると思います。

─ロールモデルのような方はいるのですか?

有名人ではないのですが、大手企業に所属しているプログラミング言語の第一人者の方がいらっしゃって、その方は言語のオープンソースに大きく貢献する活動をされています。
その言語を使っているエンジニアの間でしか知られてはいませんけど、自分の好きなことをずっとやっていて、すごいと思います。一つのロールモデルです。

─もっとバリバリ前に出る感じかと思いました。控えめですね・・

個人のブランディングはあんまり好きじゃないんですよね。正当なブランディングなら良いのですが、誇大広告になってはいけないなと思っています。

─酒井さん、ありがとうございました!

いかがでしたでしょうか。

会社と付かず離れず、あくまで自分のやりたい事に邁進していく。
その道のりが、会社の進む方向と一致していたから一緒に働く。
酒井さんに限らず、当社にはそういったある意味自立した方が多いと感じます。
酒井さんの働き方に共感した方、当社に興味を持ってくださった方がいましたら是非一度当社に遊びに来てみてください!

酒井さんも参加したファンコミュニケーションズインターン!
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