ファンコミPR Blog > 2022年12月期第4四半期 決算説明会ダイジェスト

カテゴリー:投資家関連情報

2022年12月期第4四半期 決算説明会ダイジェスト

2/9に開催いたしました、アナリスト・機関投資家向けの2022年12月期第4四半期決算説明会から、一部ダイジェストをお届けします。なお今回の説明会も、新型コロナウイルス感染症の拡大防止とご参加いただく皆さまの安全確保を最優先に考え、Zoomを利用したオンライン配信で実施させていただきました。

2022年第4四半期は、取扱高が281億5300万円で対前年同期比5.4%増、売上高が77億3700万円、経常利益が24億4700万円で対前年同期比2.7%減で、直前四半期比(4Q単体)は、取扱高13.2%増、経常利益10.9%減という結果でした。過去の決算において第4四半期は取扱高が弱まる傾向にありましたが、今回は比較的強かった印象です。

※2022年12月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しております。
※取扱高とは2022年12月期以降において過去との増減分析の為社内で算出した数値であり、 2021年12月期まで売上高として公表しておりました。

こちらが連結損益計算書です。

続いて2023年12月期連結業績予想です。

2023年通期は売上高79億7千万円、経常利益25億5千万円、1株当たり期末配当金19円を予想させていただいております。

続いて第4四半期のセグメント別取扱高の内訳です。

当社では「CPAソリューション事業」と「ADコミュニケーション事業」の2つのセグメントを設けているほか、2017年7月のシーサー株式会社の買収に伴い「その他」という項目を設け、そちらにシーサー株式会社の取扱高を計上しています。

「CPAソリューション事業」には、アクションに対して広告料が発生する広告サービスを含めており、アフィリエイト広告サービスである「A8.net(エーハチネット)」とCPI(Cost Per Install・スマートフォンアプリインストール)型広告サービスの「seedApp(シードアップ)」をこのセグメントとしています。

こちらの取扱高は対前年同期比で16.3%増でした。

「ADコミュニケーション事業」には、いわゆるアドテク(アドテクノロジー)領域のサービスを含めており、アクションに至る前の送客(クリック)に対して広告料が発生するCPC(Cost Per Click)型広告サービスの「nend(ネンド)」、海外戦略子会社「ファンコミュニケーションズ・グローバル」が該当します。

こちらの取扱高は対前年同期比で5.6%増でした。


国内最大級のアフィリエイトサービスである「A8.net」は、グラフで示す通り第4四半期の取扱高は弱まる傾向にありますが、今回は直前四半期比で増加しており、対前年同期比期でも19.3%増となっております。

稼働広告主数は直前四半期から14件増加、メディア会員数も堅調に伸びております。

「A8.net」が12年連続でアフィリエイトASP満足度・利用数1位を受賞>>


「seedApp」はアプリのインストールに応じて広告費用が発生するCPI(Cost Per Install・スマートフォンアプリインストール)型サービスで、アプリの稼働状況に応じて費用を決定する機能を持ち、より広告主の広告効果・パフォーマンスに寄り添う内容になっています。

この四半期は6億円を割り込んでおりますが、引き続き「A8.net」と「seedApp」を共同で提案するなど、効率よく新規顧客を獲得することを目指し、上昇トレンドに転換したいと考えています。


「nend」の取扱高は直前四半期比で減少しておりますが、対前年同期比期では18.2%増となっております。今後もコストの最適化を継続し、「nend」の持つ付加価値を高め、広告主様とメディアパートナー様の収益最大化とビジネス拡大のサポートに努めてまいります。


海外戦略子会社ファンコミュニケーションズ・グローバルは、海外の広告主に対して日本市場でのプロモーションの支援およびコンサルティングを中心に事業展開しております。今期は若干の赤字という結果でした。今後も海外の広告主の獲得に注力し、新規事業へのチャレンジも継続していきます。


シーサー株式会社は2017年7月3日付で子会社化した会社で、こちらはブログシステムの開発、Seesaaブログの運営を主力事業としている他、スマートフォンアプリの企画・開発、自社メディア運営など行っています。また、オンラインサロンプラットフォーム「yoor」など新しい事業へもチャレンジしており、収益の向上につなげていきたいと思っています。

ヘッドレスCMS「hacoCMS(ハコシーエムエス)」を正式リリース>>

 
最後になりますが、大量生産・大量消費の時代が生み出した市場メカニズムが終わりを迎えつつあります。生産と消費、その境界線があいまいになり、どちらの顔も持つ「プロシューマー」であふれる時代がやってくるでしょう。私たちファンコミは、そんな「プロシューマー」を支援する事業を展開し、それぞれの喜びを最大化できる企業へと、新たに進んでいきます。

私たちは「生産を楽しむ消費者」を応援します。>>

決算説明資料(全ページ)は、当社コーポレートサイトにて公開しています。

詳細は下記よりご参照ください。
2022年12月期第4四半期決算説明資料>>
投資家情報トップ>>

また、IR情報・PR情報・採用情報など、ファンコミュニケーションズグループの最新情報は各種公式アカウントでも随時お知らせしています。

ぜひ「いいね!」「フォロー」をよろしくお願いいたします!

FANCOMI公式Facebookページ:https://www.facebook.com/fancscom
FANCOMI公式Twitter     :https://twitter.com/fancs_PR