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くまモンとアフィリエイトの共通点から見える未来

こんにちは!
びっくりまる1ヶ月ぶり、なんと今月最初で最後(たぶん)の広報ブログです。
2月はニュースがなくt・・いろいろ忙しくて更新が滞り、すみません。

 

ところでこれを読んでいる方の中で、このクマが誰だか知っている方はいるでしょうか?

 

bear

 

何かちょっと瞳孔開いちゃってたり凶悪な感じの爪が伸び放題だったり、つっこみどころは満載ですが、答えは記事中で判明しますので後ほど。

 

では早速、本日のタイトルにもあるくまモンとアフィリエイトの話に入ります。

 

■くまモングッズは年間○○○億+α円も売れている

 

kumamon_

 

熊本出身の副社長がくまモン大ファンのため、ファンコミュニケーションズの社内イベントでも、全社会議での仕事人大賞の副賞やらハロウィンイベントでのチロルチョコやらいろいろなくまモングッズが登場したことがありますが、そのくまモングッズ、一体どれくらい売れていると思いますか?

 

熊本県の発表によると、2011年9月末までで商品を販売している会社は約400社あり、そのうち売上報告のあった200社でのくまモン関連商品の売上合計が10億円を突破。
2012年3月14日の発表では、業者数が782社、2011年年間売上合計が25億5,600万円(回答のあった413業者の総計)。
なんと2012年の1年間では、判明分(2,112社中1,172社)だけでも昨年の11倍以上に当たる293億6,000万円!

 

くまモングッズ売上推移グラフ

 

グラフはちょっとワイルドに作り過ぎた感はありますが、すごい成長率ですね。

 

売上金額もさることながら、そもそも、他にも人気のゆるキャラはたくさんいるのに、他のキャラクターに比べてもくまモングッズを見かける頻度がダントツに高い。
それはなぜなのでしょうか。

 

■くまモンを爆発的に広めた”仕組み”

 

その背景には、「熊本県の許可を取れば、個人・法人問わず、ロゴとキャラクターを商用でも無償で利用することができる」という、熊本県のブランド戦略があるようです。

 

通常、こういったキャラクターやロゴなどは、その団体あるいは企業によって細かい使い方まで厳密な管理がされていて、なかなか自由に使わせてもらえないもの。
そして、商用となると決して安くない費用がかかるものがほとんどです。

 

くまモンについては、ブランドイメージを守るガイドラインは出しながらも程良い自由度を上手く残して開放する仕組みにしたことで、爆発的に広がり、世の中に浸透するきっかけになったのではないでしょうか。

 

目立つPR活動もとても上手なくまモンですが、この一見地味な”仕組み”がなかなか見逃せません。

 

■本題。今日のタイトルの意味は・・

 

そこで今日の本題ですが、この”仕組み”、何かに似ていると思いませんか?

 

そうです。アフィリエイトです。

 

アフィリエイト広告の歴史は諸説ありますが、1996年にAmazonより開始された、アソシエイトプログラムが、その始まりとされています。
カクテルパーティーでAmazonの創業者ジェフ・ベゾスが、ある女性に「自分のサイトで離婚に関する本を売りたいんだけど」と持ちかけられたのをヒントにしたのがきっかけだとか。

 

今日でも同社のアソシエイト(=アフィリエイト)は個別商品ごとのプログラムが用意され、多くのサイトやブログの運営者に利用されていますよね。
それこそ、表紙画像を載せて本の紹介をしたいけれど良い画像がなくて・・という時に、商品画像を借りることを主目的(あくまで報酬は副産物)にアソシエイトリンクを掲載している、なんていうブログ運営者の方もいるかと思います。

 

ですが、このアフィリエイトの仕組みも、当時はとても珍しいものだったようです。
それまでの広告宣伝と言えば、自社サイトでの露出、もしくは一部の大手メディアにのみ出稿、というのが常識で、多くのサイトと幅広く連携するというのはあまり考えられていなかったのですね。

 

■アフィリエイト広告も伸びていきます!

 

アフィリエイト市場規模推移予測

 

そんなアフィリエイト広告市場も堅調に成長し、2011年度から2015年度までの年平均成長率は10.0%、2015年度には1,659億円に拡大すると予測されています(矢野経済研究所調べ)。

 

先に紹介したくまモンの事例と同じく、アフィリエイト広告も、管理と自由のバランスを保ちつつ個人や新興企業もプレイヤーになれる仕組みを提供したことが、今日の成長の背景にあるのかなと、本日のタイトルをつけてみました。
(つい先日、ニュースを賑わせていた「LINE Creators Market」も個人法人問わずオリジナルスタンプ販売の機会を提供するという仕組みでしたね。)

 

ということで、正しく、広く愛される広告の仕組みとしてこれからも成長していけるよう、掲載者のみなさまにも、これからも一定のレギュレーションを守りつつ自由に自分の言葉で商品やサービスの魅力を表現していっていただきたいな、ファンコミュニケーションズはそれをお手伝いしていけるASP事業者でありたいなと思います。

 

■おまけ

 

さて、ここで冒頭のクマの答え合わせに戻りましょう。

 

mobapachi's

 

あれ・・?4匹に増えて、一番右はどこかで・・あ、一番右はMoba8のモバパチくんじゃないですか。

 

 

mobapach_all

 

モバパチくん、実はちゃんとハチの羽もついているようです。
なるほど、上の4匹はモバパチくん候補キャラたち──つまりその他の3匹の正体は幻のモバパチくんボツキャラだったんですね。

 

(ちなみになんでクマなのか知りたい方は、twitter等でお気軽にお問い合わせください。)
【2/28修正追記】クマじゃないとご本人よりクレームがありましたので修正いたします


 

このスマホアフィリエイトのMoba8.netですが、おかげさまで明後日3月1日で8周年を迎えます。

 

CVRの高い高解像度バナーやスマホ対応管理画面など、よい良いサービスをご提供するべく努力してまいりますので、A8.netともども、今後ともよろしくお願いいたします。

 

また、AS会員のみなさまにモテモテのA8・Moba8の未確定発生お知らせキャラクターたちについては、いまのところ、くまモンに倣って程よく自由な管理でやっています。
AS会員の方にいじられている画像はこっそり楽しく拝見していますので、引き続きみなさまに可愛がっていただけたら幸いです。

 

それではまた来月(こそは!)。