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2017年12月期第1四半期決算説明会ダイジェスト

5/11に開催いたしました、アナリスト・機関投資家向けの2017年12月期第1四半期決算説明会から、一部ダイジェストをお届けします。

2017年第1四半期の結果は、売上高が98億7000万円となり、6四半期ぶりに過去最高となりました。

営業利益率は前年同期を下回りましたが、直前四半期対比では0.2ポイント改善。
不調が続くCPC/ターゲティング型サービス区分も昨年対比では減収率が低下しました。

 

こちらが業績ハイライト(連結)です。

 

続いて2017年12月期業績予想と進捗率です。
配当予想については、今期は19円を予想させていただいています。

 

第1四半期のセグメント別売上高の内訳です。

昨期まではこの二つの他に「その他」もあり、他社媒体の広告販売および子会社ファンメディアの運営する自社媒体事業がそこに含まれていましたが、今回、子会社ファンメディアを吸収合併したことに伴い、それぞれ該当する区分に割り振っています。
また、過去の数字もそれに合わせて変更しています。

「CPA型アドネットワーク」には、アクションに対して広告料が発生する広告サービスを含めており、アフィリエイト広告サービスである「A8.net(エーハチネット)」「Moba8.net(モバハチネット)」の他、CPI(Cost Per Install・スマートフォンアプリインストール)型広告サービスの「adcrops(アドクロップス)」もこのセグメントとしています。
こちらは昨年対比で14%増となりました。

「CPC/ターゲティング型アドネットワーク」には、アクションに至る前の送客(クリック)に対して広告料が発生するCPC(Cost Per Click)型広告サービスの「nend(ネンド)」と、最適なユーザーへ広告配信するリターゲティング広告サービスの「nex8(ネックスエイト)」が該当します。
こちらは昨年対比で8.4%減となりました。

比率で言うとおおよそ3分の1がCPC/ターゲティング型アドネットワークという状況です。

 
CPA型アドネットワーク事業のビジネスモデル紹介ページ >>
CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業のビジネスモデル紹介ページ >>
サービス紹介トップへ >>

 

国内最大級のアフィリエイトサービスであるA8.netは前年同期比で売上が24.5%増、稼働広告主ID数が11.9%増、登録パートナーサイト数が10%増と順調な結果となりました。

売上高は2016年第2四半期に大きく伸長してからしばらく踊り場を迎えていましたが、今回そこを突き抜け過去最高を更新しました。

稼働広告主数は直前四半期から69件増加しており、そのうち12件がMoba8.netからの移行となっています。
3月末より告知をさせていただいておりますとおり、Moba8.netはサービス終了を予定しているため、今後も継続利用いただける広告主様にはA8.netに移行していただいている状況です。

海外広告主稼働数は216件となっています。

2016年以降毎月1万件ペースと上昇傾向にある月間新規メディア(アフィリエイトサイト)会員登録数は、約12,000件となりました。

 

Moba8.netについては、会社全体でさまざまなサービス・事業を再編している一環でサービス自体を終了するため、広告主様やメディア会員様へのA8.net移行アナウンスなどクローズに向けた対応を進めています。

 

adcropsはアプリのダウンロードごとに課金が発生するCPI(Cost Per Install・スマートフォンアプリインストール)型サービスです。
昨年第3四半期を底に売上は回復傾向にあります。

もともと子会社で行っていた事業でしたが、グループ全体の事業再編に伴って1月1日付で吸収合併を行い、現在、サービスの中身や人員などを見直して再生を図っている状況です。

 

nendは引き続き昨年対比減収ではありますが、次第に減収幅が小さくなってきており、ここが底であると考えています。
新しい商品力を付けるためのさまざまな工夫を行い、運用方法の改善などを重ねて、中身が変わってきています。

具体的には広告主業種の偏りが少しずつ分散され、ゲーム系の比率が50%を切ってきており、また、力を入れているネイティブ広告やリエンゲージメント広告の配信先が少しずつ増えて、CPCの下落を下支えしている状況です。

リエンゲージメント広告とは、既存顧客(広告主ユーザー)にアプローチし、しばらく遠のいていたり利用を停止しているユーザーにもう一度戻ってきてもらうことを目的とした広告です。
ユーザーのアプリ利用が一巡し新規ユーザー獲得が難しくなる中で、多くの既存ユーザーを持つ広告主のニーズが高まっています。

 

nex8は消費者の属性や趣味嗜好をターゲティングして配信していくサービスです。
リターゲティングに特化するためそれ以外のサービスを終了した昨年第4四半期に売上が落ちていますが、今期リターゲティングサービスとしてまた売上を積み上げ始めている状況です。

 

海外戦略子会社アドジャポンは本体のサービスと海外のサービスをつなぎ込む代理店としての機能と、自身が独自に運営する海外向けのSSP(※)「medi8(メディエイト)」を運営しています。

また、先日「viidle(ヴィードル)」というグローバル向け動画広告配信サービスも提供開始しました。

※1)SSP:Supply Side Platform(サプライサイドプラットフォーム)の略。メディアの広告収益の最大化などを支援する仕組み

 

ファンメディアは、ポイントサイトやメディアを運営していましたが、5月1日付けで吸収合併し、現在それぞれの部門で必要なメディアを運営しています。

 
なお、決算説明会資料(全ページ)および決算説明会動画(質疑応答含む)は、当社コーポレートサイトにて公開しています。

詳細は下記よりご参照ください。
2017年12月期第1四半期決算説明会 決算説明会資料・動画:
https://www.fancs.com/ir_release/2017/05/11/4343
投資家情報トップ:https://www.fancs.com/investors

 

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