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2018年12月期第2四半期決算説明会ダイジェスト

8/9に開催いたしました、アナリスト・機関投資家向けの2018年12月期第2四半期決算説明会から、一部ダイジェストをお届けします。

2018年第2四半期の結果は、売上高が183億9300万円で対前年同期比7.4%減、経常利益が24億1800万円で対前年同期比22.2%減という結果でした。

アドネットワーク環境の大きな変化など、昨年第3四半期から弊社の事業環境において起きているさまざまな事象への対応を進めている状況ですが、四半期売上高は直前四半期の数字を若干上回り、売上高、営業利益ともに期首予算に対してほぼオンラインで推移しています。

こちらが連結損益計算書になります。

 

続いて2018年12月期連結業績予想です。

 
通期に対しての進捗率は2分の1に届いておりませんが、当社の予算は四半期ごとに下期偏重で数字が大きくなっていくため、冒頭に記載いたしましたとおり現在のところ計画に沿って推移している状況です。

配当予想については、今期は昨年と同じ19円を予想させていただいております。

 
続いて第2四半期のセグメント別売上高の内訳です。

 

当社では「CPA型アドネットワーク事業」と「CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業」の2つのセグメントを設けているほか、昨年7月のシーサー株式会社の買収に伴い「その他」という項目を設け、そちらにシーサー株式会社の売上高を計上しています。

「CPA型アドネットワーク」には、アクションに対して広告料が発生する広告サービスを含めており、アフィリエイト広告サービスである「A8.net(エーハチネット)」の他、CPI(Cost Per Install・スマートフォンアプリインストール)型広告サービスの「seedApp(シードアップ)」「adcrops(アドクロップス)」もこのセグメントとしています。

こちらは昨年対比で2.1%増でした。

「CPC/ターゲティング型アドネットワーク」には、いわゆるアドテク(アドテクノロジー)領域のサービスを含めており、アクションに至る前の送客(クリック)に対して広告料が発生するCPC(Cost Per Click)型広告サービスの「nend(ネンド)」と、最適なユーザーへ広告配信するリターゲティング広告サービスの「nex8(ネックスエイト)」が該当します。

こちらは昨年対比で28.8%減となりました。

CPA型アドネットワーク事業のビジネスモデル紹介ページ>>
CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業のビジネスモデル紹介ページ>>
サービス紹介トップへ>>

 
 

国内最大級のアフィリエイトサービスであるA8.netは、ITP問題など広告市場の環境の変化に迅速かつ慎重に対応したことや季節的な広告予算を順調に獲得できたことが寄与し、過去最高の売上高になりました。

月間新規メディア(アフィリエイトサイト)会員登録数はトレンドに大きな変化はありませんが、順調に増加しております。

広告主の導入負担を軽減できる新しいトラッキング手法を提供開始>>

 
 

seedAppはアプリのインストールに応じて広告費用が発生するCPI(Cost Per Install・スマートフォンアプリインストール)型サービスですが、アプリの稼働状況に応じて費用を決定する機能を持ち、より広告主の広告効果・パフォーマンスに寄り添う内容になっています。

クローズド型アドネットワークとしてサービス開始から3年目を迎えており、この四半期は伸びが小さかったですが、少しずつ数字は積み上がってきている状況です。

 
 

adcropsもアプリのインストールごとに課金が発生するCPI(Cost Per Install・スマートフォンアプリインストール)型サービスです。

こちらは海外のアドネットワークに接続しており多くの海外メディアに配信が可能です。

昨年来海外を中心に問題になっているアドフラウド(不正広告・広告詐欺)への対応を優先しネットワークの中身をよくする努力を続けてますが、広告主様からいただく予算消化とかみ合わないこともあり、トップラインを伸ばせていない状況です。

 
 

nendはまだ低い位置での推移が続いており、ITPの影響や広告フォーマットの変更や広告配信先の選別など、もう少し耐える時期が続く見込みです。

対してnendの動画広告は順調に数字は積み上がってきており、国内最大級のネットワークを抱えている強みを活かして、トップラインを上げていきたいと考えています。

 
 

nex8はアドテクのプレイヤーとしてはDSP(※1)に当たる、消費者の属性や趣味嗜好をターゲティングして配信していくサービスです。

ITP問題により主力の配信手法であるダイナミックリターゲティングの売上が落ちており、現在サービスの中身を変えて広告効果を維持しながら対応している状況です。第2四半期を底に、下期はトップラインを上げていきたいと考えています。

※1)DSP: Demand Side Platform(デマンドサイドプラットフォーム)の略。広告主の広告効果を最大化する仕組み。

 
 
海外戦略子会社アドジャポンは本体のサービスと海外のサービスをつなぎ込むハブとしての機能と、自身が独自に運営する海外向けのアドプラットフォームとしての機能があります。

まだ昨年提供開始した動画広告配信サービス「viidle(ヴィードル)」の投資が先行していることから営業利益は赤字となっています。

 
 
シーサー株式会社は昨年7月3日付で子会社化し、7月より連結対象となりました。

こちらはブログシステム・Seesaaブログの運営を主力事業としている他、スマートフォンアプリの企画・開発、自社メディア運営など行っています。

昨年7~12月の累計に対して、現状は数字が弱くなっております。広告市場の環境変化の中、立て直しを図っている状況です。

 
決算説明会資料(全ページ)および決算説明会動画(質疑応答含む)は、当社コーポレートサイトにて公開しています。

 

詳細は下記よりご参照ください。

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