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PUBLIC RELATIONS BLOG広報ブログ

2025.10.16

企業理念

なぜ私たちは「プロシューマー・ハピネス」を追求するのか?

ー代表取締役社長 二宮が語る、事業の根幹にある想いー



私たちFANCOMIが、すべての事業活動の軸に据えているビジョン、それが「プロシューマー・ハピネス」です。
少し聞き慣れない言葉かもしれませんが、これは私たちのビジネスの根幹をなし、未来の成長を描く上で欠かせないキーワードです。


なぜこのビジョンを掲げるのか。そして、その先にどのような未来を見ているのか。
代表取締役社長の二宮に話を聞きました。




代表取締役社長プロフィール


すべての原点は「インターネットで個人の可能性を広げる」という信念


―「プロシューマー・ハピネス」というビジョンは、どのような経緯で生まれたのでしょうか?


二宮
この言葉がビジョンとして明確に策定されたのは、創業20周年を迎えた2019年のことです。しかし、その根底にある想いは、会社が生まれた当初からまったく変わっていません。
それは「インターネットで個人の可能性を広げる」という、創業以来の強い信念でした。




ーマスメディアが全盛だった時代に、なぜ『個人』の力に可能性を感じたのでしょうか?


二宮
おっしゃる通り、FANCOMIを創業した頃、広告の世界はまだ、大きな資本を持つマスメディアが中心でしたが、柳澤は、「インターネットがもたらした最大の変化は何か?」を考えたそうです。

そしてたどり着いた答えは、「インターネットは個人に力を与える存在である」というものでした。


具体的には、「情報の移動距離を最短にした」という点に注目しました。
以前であれば、海外の誰かに情報を届けるには、手紙など時間のかかる手段が必要でした。しかし、インターネットの登場によって、距離や場所に関係なく、個人が世界中に情報を発信できるようになると考えたのです。




ーまさに先見の明ですね。


二宮
だからこそ、「いつか個人が、マスメディアと同じか、それ以上の影響力を持つ時代が来る」と強く信じ、個人メディアを支援するアフィリエイトサービス「A8.net」を立ち上げました。
その後、ブログやSNS、そしてスマートフォンの登場によって、その未来は現実のものとなりました。

私たちの事業は、常にこの「個のエンパワーメント」という思想とともに成長してきたのです。






私たちが定義する「ハピネス」とは?


―ビジョンにある「プロシューマー」と「ハピネス」について、もう少し詳しく教えてください。


二宮
「プロシューマー」とは、生産者(Producer)でありながら消費者(Consumer)でもある人々を指します。
たとえば、消費者として商品やサービスを利用し、その体験を生産者として自身のブログやSNSで発信することで、商品やサービスに関するリアルな体験を価値あるコンテンツとして生み出す方々が該当します。


そして、私たちが届けたい「ハピネス」には二つの側面があります。
一つは、自身の活動を通じて正当な報酬を得る「経済的な豊かさ(外的ハピネス)」。
もう一つは、「自分の発信が誰かの役に立った」「自分のサイトやコンテンツから初めて成果が出た」といった、お金には代えがたい「達成感や喜び(内的ハピネス)」です。


この二つのハピネスが満たされることで、プロシューマーはさらに質の高い情報を発信し、それが新たな価値や新たなプロシューマーの参入を生み出します。
このポジティブなサイクルを大きくしていくことこそが、私たちの使命だと考えています。


FY25-27 中期経営計画より抜粋






ビジョンを成長戦略へ。私たちが目指す姿


―そのビジョンは、具体的な事業戦略にどう結びついているのでしょうか?


二宮

私たちはこれまで、この「プロシューマー・ハピネス」のサイクルを回すために、戦略的に広告主様・メディア様のサポートに力を注いできました。
プロシューマーの方々が活躍できる場、すなわち魅力的な広告プログラムを増やすことが、結果としてプロシューマー全体の満足度を高め、ひいては私たちのプラットフォームの価値向上につながると考えたからです。


その取り組みの成果として、「A8.net」は15年連続でアフィリエイトASP満足度1位(※)を受賞しています。
満足度が高い理由として最も多かったのは、「広告主数が多い」「自分にとって稼げる広告が多い」といった点でした。
※【アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2025年】有効回答数1,374件・国内主要ASP23社中


そして今、私たちは次のステージとして、デジタルマーケティングを一気通貫で支援する企業を目指しています。
現在のデジタルマーケティングには、出店から集客、リピート施策に至るまで多様な選択肢が存在します。しかしその一方で、人材不足が深刻化し、必要なリソースやノウハウを十分に確保できず課題を抱える企業も少なくありません。


私たちは、A8.netで培ってきたデジタルマーケティングのノウハウやネットワークを活かし、こうした課題を一気通貫で支援していきます。
顧客の事業成長を支えることで、一社一社のビジネスの成功と発展に貢献し、その歩みに伴走する中でプロシューマーの活躍の場を広げ、最終的には、双方が輝く未来を共に創り出していきます。


これからも、このビジョンを羅針盤として、個人や企業の可能性を広げる挑戦を続けていきます。


FY25-27 中期経営計画より抜粋

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