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2020年12月期第2四半期 決算説明会ダイジェスト

8/12に開催いたしました、アナリスト・機関投資家向けの2020年12月期第2四半期決算説明会から、一部ダイジェストをお届けします。なお今回の説明会は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止とご参加いただく皆さまの安全確保を最優先に考え、Zoomを利用したオンライン配信で実施させていただきました。

2020年第2四半期の結果は、売上高が154億3600万円で対前年同期比13.3%減、経常利益が18億6600万円で対前年同期比6.3%減という結果でした。

新型コロナウイルスによる一部広告主の予算削減の動きや検索エンジンのアルゴリズム変更の影響を受けて、厳しい数字となりました。対直前四半期比では、売上高98.3%、経常利益114.7%と減収増益となりました。

こちらが連結損益計算書です。

続いて2020年12月期連結業績予想です。

2020年通期は売上高343億円、経常利益37億9千万円、1株当たり期末配当金19円を予想させていただいております。

続いて第1四半期のセグメント別売上高の内訳です。

当社では「CPA型アドネットワーク事業」と「CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業」の2つのセグメントを設けていましたが、2020年12月期よりそれぞれ「CPAソリューション事業」と「ADコミュニケーション事業」に変更しております。また2017年7月のシーサー株式会社の買収に伴い「その他」という項目を設け、そちらにシーサー株式会社の売上高を計上しています。

「CPAソリューション事業」には、アクションに対して広告料が発生する広告サービスを含めており、アフィリエイト広告サービスである「A8.net(エーハチネット)」とCPI(Cost Per Install・スマートフォンアプリインストール)型広告サービスの「seedApp(シードアップ)」をこのセグメントとしています。

こちらの売上高は対前年同期比で8.4%減でした。

「ADコミュニケーション事業」には、いわゆるアドテク(アドテクノロジー)領域のサービスを含めており、アクションに至る前の送客(クリック)に対して広告料が発生するCPC(Cost Per Click)型広告サービスの「nend(ネンド)」、海外戦略子会社「ファンコミュニケーションズ・グローバル」が該当します。

こちらの売上高は対前年同期比で35.3%減となりました。

 

国内最大級のアフィリエイトサービスであるA8.netは、売上高が対前年同期比で11.1%減となりましたが、直前四半期からプラストレンドに転じております。

稼働広告主数は新型コロナウイルスの影響で直前四半期からは95件減少しましたが、逆に登録パートナーサイト数は、新型コロナウイルス発生後、新規登録が大きく伸びており、この四半期は過去最高の新規登録数となりました。

「A8ネット」が10年連続でアフィリエイトASP満足度・利用数1位を受賞>>

 

seedAppはアプリのインストールに応じて広告費用が発生するCPI(Cost Per Install・スマートフォンアプリインストール)型サービスで、アプリの稼働状況に応じて費用を決定する機能を持ち、より広告主の広告効果・パフォーマンスに寄り添う内容になっています。

クローズド型アドネットワークとしてサービス開始から約5年になり、月商で2億円を超えてきております。この四半期は直前四半期を下回りましたが、A8.netとseedAppを共同で提案できるように一部組織を改編し、効率よく新規顧客を獲得することを目指します。

 

nendの売上高は対前年同期比では23.5%減と低い位置での推移が続いております。新型コロナウイルスの影響での広告予算の削減、広告のPVは伸びていますが、コンバージョンや課金率が低迷しnendの広告主を支援しきれなかったことが売上減の要因と分析しております。現状をしっかり認識し、下期はチャレンジして増加トレンドに転じていきたいと考えています。

 

海外戦略子会社ファンコミュニケーションズ・グローバルですが、昨年の10月1日付で旧アドジャポンより社名変更いたしました。社名変更の理由は、日本国内での強みを海外で生かしていくため、その位置づけをしっかりと強調した方がよいのではとの考えからです。現在は、海外の広告主に対して日本市場でのプロモーションの支援およびコンサルティングを中心に事業展開しております。新型コロナウイルスの影響で、期首に設定した予算に対して低調な結果でした。オンラインの滞在時間は長くなっていますので、下期はチャレンジして盛り返していきたいと考えています。

 

シーサー株式会社は2017年7月3日付で子会社化した会社で、こちらはブログシステムの開発、Seesaaブログの運営を主力事業としている他、スマートフォンアプリの企画・開発、自社メディア運営など行っています。

まだ赤字という結果ですが、事業の再構築を着実に進めており、赤字幅は縮小しました。今後も既存の事業に新しい事業を上乗せし、成長軌道に乗せていきたいと考えております。

新型コロナウイルスの当グループの事業運営への影響ですが、3月27日以降は全社テレワーク体制へ移行しております。今後もテレワーク業務をさらに改善し、オフィスワークより生産性を高められるようにして、広告主様やメディア会員様を支援できるように努めてまいります。

 
最後になりますが、私たちファンコミュニケーションズは、昨年の10月1日で創業20周年を迎えました。
新たに設定した経営ビジョンの詳細は「20周年特設ウェブサイト」を制作しましたので、そちらでご確認ください。

20周年特設ウェブサイト>>

決算説明会資料(全ページ)は、当社コーポレートサイトにて公開しています。

詳細は下記よりご参照ください。

2020年12月期第2四半期決算説明資料>>
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